Brijean(ブリジャン)|オートクチュールのお洋服とバッグのブランド Brijean(ブリジャン)は、イタリアをはじめとする世界中の美しい布地を使用た、 洋服 バッグ シルクマスクのブランドです。 「日本の女性は、もっとカラフルになれるはず。」という想いを、 オーダーメイドの洋服屋時に得た技術と経験で、厳選のシルクやレース、刺繍生地など発色鮮やかなこだわりの生地を用い丁寧に作成しています。

第6話 「世界は欲しい布であふれている」アルプスの麓でなければならない理由

大手織物工場 工場見学

カシミヤ生地生産の土地 ビエッラ 

 

ビエッラで、大手織物工場の社長さんを紹介していただきました。

工場は少しアルプスの山のほうに入ったところにあり、広大な敷地に大きな建物がありました。

 

紳士用や婦人用の生地をはじめ、セーターやコートなどの製品を作っていて

日本でもお馴染みの高級ブランド Piacenza(ピアチェンザ)

創業は1600年代の老舗メーカーです。

ここでは、羊毛から糸を紡ぎ、洗い織る すべての工程を見ることが出来ました。

 

ピアチェンザの特色は、肌触りのよさ 美しい色合いにあります。

 

工場の中を私たちに丁寧に案内してくださったのは、社長さんでした。

大きな織物機から次々と生み出される様子は圧巻でした。

 

アルプスの麓 工場がそこにある理由

羊毛は、原毛の段階で大量の水で洗い、石鹸で油や土砂などの不純物を取り除く作業が必要不可欠です。

そうして純白になったウールを毛糸状に紡ぎ、

その後もう一度水洗いされます。

毛糸が出来上がるまでに、何度も大量の水を使う必要があります。

洗いあがりをきれいにしようと思えば、当然きれいな水を使う必要があります。

 

アルプス山脈には、冬 沢山の雪が積もります。

雪解け水は澄んでいて温度が低く、微生物や細菌も少なくしかも大量にあるため惜しみなく使えます。

 

これが、肌触りがよく 発色のいい 上質なウール 又はカシミヤ生地を織るのに必要不可欠な条件なのです。

 

 

 

艶やかさの最終仕上げ 『アザミ』

その後さらに細い糸状に紡がれ、織機で布に織られていきます。

織りあがったウールの表面を整えるのは、昔はアザミを使っていました。

アザミの実の表面のトゲトゲした部分で布の表面をひっかいて起毛させる技法です。

現在ではスチールの針を使うそうですが、

特別なものは昔の技法が使われています。

艶やかな風合いはそうして生まれていくのです。

このアザミの模様がピアチェンザのロゴマークになっています。

 

サンプルルームには、沢山の生地が保存されていました。

長い歴史のある会社ですから、時代ごとにトレンドの色やデザインが仕分けされ、それだけで美しい光景でした。

自然の恵みの恩恵

有名な大手の織物メーカーを紹介しましたが、

アルプスの麓には 大小沢山の織物メーカーがあります。

アルプスの雪解け水は、ウールやカシミヤだけにとどまらず、

美しいシルクを作るのにも必要不可欠です。

昔から変わらずある自然の恵みのおかげで、私たちは上質な布地と出会い

軽く暖かく美しい服を着ることができているのです。

 

イタリアで美しい布が作られる理由

その一つは 『アルプスの雪解け水』 にあったのですね。

 

 

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