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第4話「世界は欲しい布であふれている」カシミヤ生地の産地 ビエッラへ!

イタリア出張 次はカシミヤ生地の産地へ

 

今日も早朝から電車に乗って、ミラノからイタリア北部

スイスとの国境に近いアルプスの麓 ピエモンテ州に

ピエモンテ州といえば、2006年にオリンピックが行われた場所 トリノを州都に持つ地域です。

 

その中でもビエッラという町には、古くからカシミヤやウールの生地屋さんが多くあります。

 

 

ビエッラにある会社との出会いは、今から何年も前

日本の生地問屋さんが、白地に美しいブルーグレーの柄のカシミヤのストールを持っていて、

その生地の風合いや色柄にときめいてしまった事から始まります。

 

調べてみると、カシミヤやウールの織物を作っている会社で、

ミラノからも日帰りで行けそうな距離でしたので、

早速アポを取り、訪問することになりました。

 

ミラノからトリノへ行きの電車に乗り、

ノバラ駅で乗り換えビエッラへ!

電車で1時間40分の旅です。

 

1月の始めの時期

北へ行くにつれて山々は雪景色

車窓から見えるのは、霧が降りた土地が続きます。

この駅は行き止まりの駅なので、乗り越し心配はありません。

 

 

この町には カシミヤやウールの織物工場が点在しています。

美しい色柄のストールを作っていた会社の方々は、

始めて訪れた私たちを暖かく迎えてくれました。

 

工場の中を案内してもらい、出荷前に検品待ちのカシミヤのストールやマフラーが数多く並んでいました。

私たちがよく知っている、世界的高級ブランドのロゴの入ったものなどもありました。

 

ストックルームにには、色鮮やかなウールが沢山並んでいて、私たちはその中からジャケット用にウールを沢山チョイスしました。

また、生地のサンプル帳を見せてもらい、あらゆる素材の中から多くをオーダーすることができました。

とても柔らかウール混カシミヤで、通常 ネクタイに仕立てると言うしなやかな肌触りの生地を、特別に洋服用にオーダーしたりもしました。

 

 

隣接するショールームには、無地のカシミヤに、手書きで絵が描かれたものもあり、まるで美術館の様で、選ぶのも楽しいひと時でした。

 

その日をきっかけに、長くお付き合いする大事な会社となりました。

 

 

その後、こちらの工場の紹介で、大手織物工場の社長さんを紹介していただき、それはそれは大きな工場の見学をさせてもらえることになりました。

 

アルプスの麓にカシミヤやウールの工場が多く集まっている理由

それは、アルプスの雪解け水にあります。

 

工場の中の写真を見ながら、そんなお話を...する前に、

次回は、美味しいイタリアのお話を少しお話したいと思います。

ビエッラは、小さな町ですが、美味しいものがいっぱいの町です。少し休憩タイムと致しましょう。

 

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Brijean(ブリジャン)は、イタリアをはじめとする世界中の美しい布地を使用た、
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「日本の女性は、もっとカラフルになれるはず。」という想いを、
オーダーメイドの洋服屋時に得た技術と経験で、厳選のシルクやレース、刺繍生地など発色鮮やかなこだわりの生地を用い丁寧に作成しています。

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住所 〒670-0902
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電話番号 079-282-6232
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代表者名 谷口 茂 (タニグチ シゲル)
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