大量のストック オーダーメイドサロンの倉庫の中身
洋服屋さんの在庫って、毎年毎年どうしてるの?
って思いませんか? 出来上がった洋服が、セールになって売り出され、残ったものはアウトレットに並ぶ
大手の既製服の商品なら、こんな感じではないでしょうか
では、オーダーメイドサロンはどうなっているの?
オーダーメイドサロンは、「生地」の状態で、倉庫に眠る事になります。
兵庫県姫路市にある 婦人服のオーダーメイドサロン《 Brijean 》ブリジャン の、倉庫の中身を覗いてみましょう。
まるで博物館 熟成された生地たち
倉庫の中に 所狭しと積み上げられた生地たち。
最新作の生地から、半世紀前のものまで、
コットン 、シルク 、ウール 、カシミア…
美しい生地たちは、直射日光が当たらないように大切に保護されて眠っています。
オーダーメイドの場合、仕入れる生地の量は、一着分単位(約2.5m)、もしくは、数着分 と 決して多くはありません。
それは、大量生産の時とは違って、同じものを何十着 何百着 と生産する という事がないからです。
それ故に、より こだわって、目の肥えたお客様に気に入っていただけるように、上等な生地を 沢山の種類 仕入れる事になります。
仕入れた生地は、必ずしも そのシーズンの中で 使い切るとは限りません。
その年の流行や気候 お客様の用途によって、ご提案する生地を考えるので、数年間 眠り続ける生地もあります。
これは、私たちオーダーメイドサロンの財産です。
生地は、腐りません。
むしろ、昔の物ほど、簡易的な生産方法を使っていないため、上質で、美しい場合もあります。
それを世の中では、ヴィンテージストック(未開封の貴重品)と呼びます。
ブリジャンの歴史を支える ヴィンテージストックのファブリックたち
ブリジャンが取り扱う生地は、イタリアやイギリスを基本とした、世界各国の生地生産地から集められたものです。
今から20年ほど前 とても上質なカシミアの生地を作るイギリスの会社が、
経営不振で倒産しました。
また 数年前、とても上質なシルクやツイードを作るイタリアの会社が、
後継者不足で会社をたたみました。
こういった今はもう存在しない、とても良い仕事をする生地生産会社が作った
貴重な生地も、倉庫には眠っています。
必要な時に、必要な人と出会う日を待っています。
オーダーメイドの洋服にとって、必ずしも最先端の材料が良いとは限りません。
古き良き時代に作られた、上質で飽きのこない生地を使って、
今の時代とライフスタイルを考慮した完璧な型紙で作った、ほんの少しトレンドを意識した洋服。
これこそが、使い捨てされない 長く愛される洋服の条件かもしれませんね。
兵庫県 姫路市にある オーダーメイドサロン 《Brijean 》 ブリジャン では、そんな事を考えながら、長くお客様に愛される服作りを行っています。
関連情報
Brijean(ブリジャン)|トキメキをプラスするオリジナルバッグ
Brijean(ブリジャン)は、イタリアをはじめとする世界中の美しい布地を使用た、
洋服 バッグ シルクマスクのブランドです。
「日本の女性は、もっとカラフルになれるはず。」という想いを、
オーダーメイドの洋服屋時に得た技術と経験で、厳選のシルクやレース、刺繍生地など発色鮮やかなこだわりの生地を用い丁寧に作成しています。
屋号 |
ブリジャン 有限会社輝服装店 |
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住所 |
〒670-0902 兵庫県姫路市白銀町8番地 |
電話番号 | 079-282-6232 |
営業時間 |
10時〜18時00分 定休日:日曜・祝日、その他年末年始、G.W.、お盆など ご予約いただければ、通常営業時間外に開店も可能ですので、お問合せください。 |
代表者名 | 谷口 茂 (タニグチ シゲル) |
info@brijean-couture.com |