オーダーメイドから プレタポルテへ
prêt-à-porter (プレタポルテ) という言葉をご存知ですか?
パリコレクションなど、世界の高級ブランドが参加するファッションショーで、haute couture(オートクチュール) コレクション と合わせて耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今日は、兵庫県 姫路市のオーダーメイドサロン 《Brijean》ブリジャンが、発信する プレタポルテコレクションについてお話します。
プレタポルテ= 高級既製服
prêt-à-porter (プレタポルテ) とは、 フランス語で、「そのまま着られる 」という意味のファッション用語です。
つまり、「既製服」という意味ですが、日本では、量産された既製服 というよりも
『高級既製服』 という意味として使われます。
高級既製服とは、素材 製図 縫製 全てにおいて、品質が良く、工場での流れ作業による安価な大量生産とは一線を画すものです。
ブリジャンでは、オーダーメイド婦人服 と同時に、プレタポルテ を発表しています。
Brijean が誕生したストーリー
ブリジャンは、ひとりの少女とミシンとの出会いから始まりました。
大正のおわりに生まれ、昭和のはじめから、戦時中、そして戦後の経済成長期を生き抜いて、一途に洋服作りの道を邁進しました。
戦後の異国情緒あふれる神戸では、西洋人も顧客にもつ洋装店で一流の洋服作りを学び、憧れを形にするオーダーメイドの技術を究めつつ、
1966年、自身のオーダーメイドブティック「ブティック輝」を立ち上げました。
ブティック創業から15年後の1981年に、プレタポルテを発表。
通常はオーダーメイドに用いるような上質な素材にこだわり、オーダーメイドの技術を以って、ひとりの職人が全工程に丹精をこめ、一流の一着に仕上げています。
まさにプレタポルテ=高級既製服と呼ぶにふさわしいコレクションが誕生しました。
そのプレタポルテのブランドが、《Brijean》 といい、
「輝く」という言葉を表現する 造語です。
平成に入り、イージーなファッションが台頭する時代に、ブリジャンの高級既製服は、より希少な価値を追求する方向へとベクトルを定め、上質なお洋服を必要とされるお客様を支えるメゾンとして、また、場面に相応しい洋服を着る文化を守る最後の砦として、社会のなかでの立ち位置を見出してきました。
現在、ブリジャン立ち上げから35年以上、輝服装店創業から50年以上の月日が流れました。
各シーズンのコレクションや美意識の発信と、オーダーメイド文化の維持・向上、技術や構造の研究を通して、独自のスタイルを確立しています。
関連情報
Brijean(ブリジャン)|トキメキをプラスするオリジナルバッグ
Brijean(ブリジャン)は、イタリアをはじめとする世界中の美しい布地を使用た、
洋服 バッグ シルクマスクのブランドです。
「日本の女性は、もっとカラフルになれるはず。」という想いを、
オーダーメイドの洋服屋時に得た技術と経験で、厳選のシルクやレース、刺繍生地など発色鮮やかなこだわりの生地を用い丁寧に作成しています。
屋号 |
ブリジャン 有限会社輝服装店 |
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住所 |
〒670-0902 兵庫県姫路市白銀町8番地 |
電話番号 | 079-282-6232 |
営業時間 |
10時〜18時00分 定休日:日曜・祝日、その他年末年始、G.W.、お盆など ご予約いただければ、通常営業時間外に開店も可能ですので、お問合せください。 |
代表者名 | 谷口 茂 (タニグチ シゲル) |
info@brijean-couture.com |