Brijean(ブリジャン)|一目置かれる私になる。大人のオーダーメイド婦人服 「品格」を纏う、大人のオートクチュール。

『エミリー、パリへ行く』に登場する「ウンベルト・ムラトーリ」の正体は?――プロが読み解く、モデルとなったイタリアの至宝と「布の魔法」

世界中のファッションラバーを熱狂させているNetflixシリーズ『エミリー、パリへ行く』。

シーズン3で、エミリーたちの心を一瞬で奪った、あの滑らかで気品溢れるカシミアを覚えていますか?

そのブランドの名は、ウンベルト・ムラトーリ(Umberto Muratori)。

派手な広告を打たず、どこで手に入るかもわからない。

しかし、一度その布に触れれば誰もが虜になってしまう……。

劇中では、伝統的なオートクチュールの世界とは一線を画す、ミステリアスで圧倒的な「素材の力」を持つブランドとして描かれていました。

「あんなに美しいカシミアは実在するの?」「モデルになったブランドはどこ?」 そんな疑問を抱いた方も多いはず。

パリでオートクチュールを学び、日々テキスタイルと対話する オーダーメイドデザイナーの視点から、その正体に迫ります。

 

哲学のモデル:ブルネロ・クチネリ(Brunello Cucinelli)

まず、物語の背景や哲学として最も近いと言われているのが、イタリアの至宝「ブルネロ・クチネリ」です。

劇中のムラトーリ家が拠点とする村「ソリターノ(Solitano)」は、実在するクチネリ氏の本拠地、

イタリア・ウンブリア州の「ソロメオ(Solomeo)」を彷彿とさせます。

廃墟化していた村を買い取り、職人たちの暮らしと尊厳を守りながら世界最高峰のカシミアを作る――。

「利益を文化と人間に還元する」という彼の哲学は、ウンベルト・ムラトーリが放つ独特の気高さと重なります。

イタリア語で「Muratori(ムラトーリ)」が「石工」を意味することも、石造りの村を修復したクチネリ氏へのオマージュかもしれません。

 

質感のモデル:ロロ・ピアーナ(Loro Piana)

一方で、劇中で描かれた「布そのものが放つオーラ」に関しては、「ロロ・ピアーナ」説も非常に濃厚です。

カシミアの王様と称されるロロ・ピアーナ。彼らが扱う「ベビーカシミア」や「ビキューナ」といった希少な素材は、

もはや服という概念を超えた「宝飾品」に近い存在です。

ドラマの中でエミリーがムラトーリのストールに触れた瞬間のあの表情。

あれは、最高級の繊維だけが持つ、体温と溶け合うような究極の柔らかさを知る者だけが見せる反応です。

ロゴを誇示せず、素材の質だけで「本物」を証明する。

今、世界中の富裕層が熱狂する「クワイエット・ラグジュアリー(控えめな贅沢)」の頂点に君臨するその姿は、

まさにロロ・ピアーナそのものです。

 

デザイナーの視点:なぜ「ウンベルト」に私たちは惹かれるのか

私自身、パリでの修行時代から現在に至るまで、イタリアやフランスの生産地から直接テキスタイルを仕入れてきました。

その経験から言えるのは、劇中のウンベルトが象徴していたのは、単なる「高級品」ではないということです。

それは、「身に纏うだけで一目置かれる、圧倒的な素材の力」です。

良いカシミアは、手に触れた瞬間に体温が伝わるような温もりと、言葉にし難い控えめな光沢を放ちます。

その「本物の手触り」を知ることは、自分自身を大切にするという、極めて個人的で贅沢な体験なのです。

パリを舞台にした「布の物語」へ

ドラマの中で人々を魅了した、あのミステリアスな布の世界。

もし、素材が持つ魔法のような力に心惹かれたなら、

私がnoteで連載している物語『マダム・ソワの布の博物館』を、ぜひ覗いてみてください。

舞台は、ドラマと同じく「パリ」。 そこには、劇中のカシミアにも負けない、極上のシルクや繊細なレース、歴史を刻んだベルベットたちが主役として登場します。

デザイナーとして日々「布」と対話する中で感じている、繊維の奥に潜む記憶やエモーション。

それを一編の物語として綴っています。

マダム・ソワが愛でる布たちの世界は、あなたの「装い」に対する価値観を、より豊かに変えてくれるはずです。

[→ note『マダム・ソワの布の博物館』を読む]

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有限会社輝服装店
住所 〒670-0902
兵庫県姫路市白銀町8番地
電話番号 079-282-6232
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定休日:日曜・祝日、その他年末年始、G.W.、お盆など
ご予約いただければ、通常営業時間外に開店も可能ですので、お問合せください。
代表者名 谷口 茂 (タニグチ シゲル)
E-mail info@brijean-couture.com

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